捻挫

捻挫とは?
「ちょっと足をひねっただけ」
と軽く見ていませんか?
実はその“ちょっとした痛み”が、放っておくとクセになりやすいのが「捻挫」です。
捻挫(ねんざ)とは、関節に無理な力が加わることで、靭帯(じんたい)や関節周囲の組織が損傷するケガのことです。
特に多いのが足首の捻挫ですが、手首・指・膝・肩など、あらゆる関節に発生します。
【こんなときに捻挫は起こる】
捻挫は日常生活でもスポーツ中でも、思わぬタイミングで起こります。
・段差で足を踏み外した
・スポーツ中にジャンプや急な方向転換をした
・ヒールやサンダルでバランスを崩した
・小さな子どもを抱っこしていてひねった
特に足首の捻挫は、内側にひねる(内反捻挫)ケースが多く、外側の靭帯を傷めることがほとんどです。
【症状】こんな痛み・腫れは要注意!
捻挫の主な症状は以下の通り
・関節部分の痛み・腫れ・熱感
・押すと痛い(圧痛)
・動かしたときに痛む(運動痛)
・重度になると関節のぐらつきや内出血、歩行困難に
・捻挫は損傷の程度によって3段階に分類されます
レベル
軽度(Ⅰ度)
中度(Ⅱ度)
重度(Ⅲ度)
【たけだ整骨院の捻挫施術】
「とりあえず冷やして様子を見る」
で済ませると、回復が遅れたり、再発を繰り返す原因に…。
当院では、早期回復+再発防止+根本改善を目的に、丁寧な施術を行っています。
① 応急処置(RICE処置)
RICEとは「Rest(安静)・Ice(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)」の略。
炎症や腫れを抑えるために、まずは的確な初期対応が重要です。
② 痛みを和らげる施術
物理療法や手技によって、炎症を抑えつつ筋肉の緊張を和らげることで、回復を早めます。
③ テーピング・包帯固定
関節を安定させるために、適切な固定で負担を軽減しながら、日常生活を快適に送れるようにサポートします。
④ リハビリ&再発予防
靭帯の回復に合わせてバランス訓練や筋力トレーニングを取り入れ、再発しにくい関節を目指します。
【捻挫を放置すると…?】
軽い捻挫でもそのままにしておくと、
・靭帯が緩んだままになる
・関節が不安定になり再発しやすくなる
・軟骨など他の組織を傷める可能性
・慢性的な痛み・違和感が残ることも
しっかり治しておかないと、クセになって長年悩まされるケースも多いんです。
【予防・セルフケア】
捻挫を防ぐためには、日々の習慣も大事です
・段差や滑りやすい場所では慎重に歩く
・スポーツ前後のストレッチ・ウォーミングアップ
・足首の柔軟性と筋力の強化
・運動中は足に合ったシューズを履く
過去に捻挫歴がある人はサポーターやテーピングの活用を
まとめ
捻挫は、
「そのうち治るだろう」
と軽く見がちですが、適切な処置と施術で回復スピードが大きく変わります。
さらに、再発やクセになるリスクも減らせるのです。
たけだ整骨院では、初期対応からリハビリ、予防指導までトータルサポートしています!
「ひねったけど我慢してる」
「何度も捻挫を繰り返す」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
柔道整復師 武田和樹 監修