ブログ

blog

変形性膝関節症

変形性膝関節症とは?

 

変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)は、膝の関節軟骨がすり減って炎症や変形が起こる疾患で、中高年の方を中心に多く見られます。

 

特に女性に多く、膝の痛みや腫れ、動きにくさなどが主な症状です。

 

初期は「少し痛むかな…」

 

と感じる程度でも、進行すると階段の上り下りや歩行がつらくなるほど痛みが強くなることも。

 

当院にも

 

「最近膝がこわばる」

 

「歩くと痛くてお出かけが不安」

 

という方が多く来院されています。

 

進行性の症状のため、早めの対処がとても大切です!

 

 

主な原因とメカニズム

膝関節の軟骨は、骨同士が直接ぶつからないようクッションの役割をしています。

 

しかし、加齢や体重の増加、運動不足、O脚などの影響でこの軟骨が少しずつすり減ってしまうと、骨と骨がぶつかり合って炎症が起こり、関節が変形していきます。

 

特に以下のような要因が関係しています。

・加齢:40代以降にリスクが高まりやすい

・肥満:体重が膝にかかる負担を増やす

・運動不足:筋力が落ちて関節が不安定に

・O脚・X脚:膝に偏った圧力がかかる

・過去の膝のケガや病気:骨折・靭帯損傷などの後遺症

 

 

よくある症状

変形性膝関節症の症状は、進行度によって異なります。

初期の段階での対処が重要です。

・朝起きたときに膝がこわばる

・長時間の歩行や階段昇降で膝が痛い

・膝に水がたまる(関節水腫)

・膝を動かすとゴリゴリと音がする(軋轢音)

・正座やしゃがむ動作がつらい

・膝が曲がらない・伸びない

・O脚が進んできた

 

 

当院でのアプローチ

たけだ整骨院では、変形性膝関節症の痛みや動かしにくさを改善するために、次のような施術を行っています。

① 筋肉のバランス調整

膝周りの筋肉(特に大腿四頭筋・ハムストリングス・腓腹筋など)にアプローチし、硬くなっている部分をゆるめて柔軟性を回復させます。

 

 

② 骨盤・股関節の調整

膝への負担を根本から軽減するためには、骨盤の歪みや股関節の動きも大切。

 

骨格バランスを整えることで、膝関節の正しい動きをサポートします。

 

 

③ テーピングや補助器具の活用

膝への負担を減らしながら動けるよう、状態に応じてテーピングやサポーターの提案も行います。

 

 

④ 自宅でできるストレッチ&筋トレ指導

改善を早めるために、簡単で安全な自宅ケアも丁寧にお伝えしています。

 

 

放置するとどうなる?

「痛いけど我慢すれば大丈夫」

 

と放っておくと、軟骨のすり減りが進行し、関節が完全に変形してしまうことも。

 

最終的には人工関節の手術が必要になるケースもあります。

 

しかし早期に対応することで、進行を抑え、痛みを改善し、元気に歩ける状態を保つことが可能です!

 

 

まとめ

変形性膝関節症は、日常生活の中で少しずつ進行していく身近な関節の病気です。

 

「膝が痛いのは歳のせい…」と諦めず、早めにケアを始めることがとても大切!

 

たけだ整骨院では、一人ひとりのお体の状態をしっかり見極めて、膝に優しい施術とアドバイスをご提供しています。

 

痛みを軽くして、また自由に歩ける毎日を一緒に取り戻しましょう!

 

 

 

柔道整復師 武田和樹 監修

一覧へ戻る