施術家なら誰もが知っている法則?「アルントシュルツの刺激法則」について
こんにちは、南あわじ市で整体、矯正を行っている、たけだ整骨院の武田です。
今回はアルントシュルツの刺激法則についてお伝えします。
一般の方でこの言葉を聞いた事のある方は少ないと思います。
アルントシュルツの刺激法則とは刺激の強度と神経や筋の興奮性について述べた内容になります。
この法則は1899年にドイツの生理学者ヒューゴ・ブリューゲルとヴィルヘルム・アルントシュルツによって発見されました。
この法則は以下のように表すことができます。
刺激の強度→神経や筋の反応
弱い刺激 →喚起
中等度 →興奮
強い刺激 →抑制
最強 →停止
つまり弱い刺激は神経や筋肉の機能を活性化し
中等度の刺激は神経や筋の働きを促進し
強い刺激は神経や筋の活動を抑え
最強の刺激は神経や筋の動きを止めるという事です。
この法則は物理療法やマッサージなどの刺激療法において、適切な刺激量を選択するために
重要な知識です。
刺激量が強すぎると痛みや不快感を引き起こし逆効果となることもあります。
刺激量が弱すぎると効果を得れないこともあります。
ですので、施術家でしたら一度は聞いた事があると思います。
刺激量は患者さんの状態や目的に応じて調整する必要があります。
当院ではマッサージは行いませんが施術をする際、患者さんの身体にコンタクトする力加減は弱い刺激〜中等度の刺激の間で行っています。
もちろん患者さんによって刺激の受け取り方は一人一人違いますので、その都度、確認しながら
施術に入ります。
まとめ
強い刺激や長時間(弱くても)のマッサージは当院の施術とは全く整合性がありません。
よって他院で強いマッサージまたは10分以上のマッサージを受けらる場合は患者さんの利益(健康状況、時間、費用)を無駄にする恐れがありますので当院の受診をお断りする事がありますがご了承ください。
マッサージが絶対にダメ!と言う意味ではありませんので誤解をされませんように。
気持ち良いし、一時的には筋肉も緩むので楽な感覚は得れます。
リラクゼーションと割り切ってされるのでしたら良いと思います。
しかし当院の施術スタイルとは相性が悪いだけです。
そのあたりをご理解して頂ければ幸いです。